プラチナデータ

「人の人生を決めるのは、遺伝子や科学の領域ではない。

その人間の生きる意志なのだ。」


監視社会という点で言えば、ここに描かれている世界は、

あながちフィクションと割り切れない所まで来ているのかもしれない。

あらゆる情報が自分の知らない所で採取され、同意も無しに利用される。

「犯罪撲滅」という美名の下なら、どこまで許されるのか。


科学への過信が招く悲劇というものも起こり得るだろう。


ただ、映画としては、いまひとつ入り込めなかった。