最強のふたり

「人はなぜ芸術に興味を持つと思う?

唯一残せる足跡だからだ。」


彼には打算も遠慮も無かった。

それ故にふたりは、あんなにも屈託なく笑い合えたのだろう。

人と人とが本当に係わり合う時、同情とは余計なものだ。

二人の豊かな表情が非常に印象深い作品だった。