スーパー・チューズデー

「クソみたいな政界の中で、

忠誠心は唯一信頼出来る“通貨”だ」


程度の差こそあれ、「理想」を持たない政治家はいないだろう。

そして、一方に理想を叶える「権力」という力が存在する。

もし「理想」が真に信ずるに足るもので、

その両者が一直線で結び付いたとしたら、

政治とはもっと清いものになるのかも知れない。

ただその間には、「選挙」という避けられない壁がある。

選挙で勝たなければ、何も始まらない。

その過程では、様々な私利私欲が絡まり、駆け引きが繰り広げられる。

その駆け引きが無駄なものに思えても、それは避けられないのだろう。

米大統領選の裏側を、落ち着いたタッチで描いていた。

後半にいくに連れ、次第にまとまってきた。


日本はアメリカほどネガティブ・キャンペーンが過熱しないのがまだ幸いか。