神様のカルテ

「生きていると、前へ前へと急いてしまうけれど、

本当に大切なものは、一番最初のところにある」



患者にとって「生きる」という選択肢を選ぶことが、

「死ぬ」という選択肢よりも過酷な場合があるように、

医者にとって「生かす」という選択肢を選ぶことは、決して「きれいごと」ではない。

今目の前の一人の命か、未来に救う無数の命か。

どちらが正しいかは、簡単には言えない。

ただ、そのどちらを選ぶかは、すでにその人の心の中にあるということだ。




「寄り添う」 いい言葉ですね。