ディア・ドクター

映画にはメッセージがある。

ただそのアプローチの仕方には、二通りのパターンがある。

メッセージを伝えるために、手段として映画を使うか。

映画の表現のために、メッセージを使うか。

寒村における医師問題

主題となるテーマがあるものの、メインはあくまで映画。

ミステリーという縦軸があることで、最後まで飽きさせない。

ミステリー

今作でそれを際立たせたのは、やはり主役の鶴瓶師匠。

一つの表情からあれだけの深みを醸し出せるのはやはりすごい。

筋、台詞、映像、

やっぱり西川美和は裏切らない。