太田光

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漫才を含め、絵を描くのも、文章を書くのも、

それから息をするってことすら含めて、

人間のすべての表現の根幹にある動機っていうのは、

一生懸命幸福を味わおうということじゃないか。

まだ幸福を味わい足りないとか、全然幸福ではないとか思うのは、

実はすでにある幸福を言葉にできないだけなのだろう。

そうすると、やっぱり「今、幸福です」と確信を持って表現できる人は、

天才と言えるだろう。

――― 太田光


「ほんの些細な事に、幸せを見出せるかどうか。」

一線を踏み越えてしまう人と、その手前で踏み止まれる人。

その差っていうのは、こういう事なんだろう。

いろんな悩み事があっても、

天気のいい日に、ただ暖かい日向にいるだけで、

全てをチャラに感じられる。

何もむずかしい事じゃない。