言葉との出会い

人生って、地図もないし、ナビもない。

どう進むかは、自分で選べる。それが楽しい。

選択ひとつで予想もしなかった形で夢が叶ったりする。

――― 石橋貴明



こうしてしっかりとパソコンに向かってブログを更新するのは、いつぶりだろう?

携帯からちょっとだけ更新したり、

一日の終わるギリギリにとりあえず記録として書き込みだけしておいて、

後で修正するつもりで結局そのままになったりしたり…

それすらも出来ずに空白の日々が何日も続いてしまう。


そんなことをしていたら、

せっかく今まで来てくれていた人たちも愛想つかしてしまいますよね。

ごめんなさい。


何でそうなったかって?

「めんどくさかった」って一言で片付けてしまえば、それが楽かも知れない。

でも、それだけじゃなかった。


そもそも、このブログを始めたきっかけであり、核であり、

更新する原動力だったものって、「言葉との出会い」だったんだ。

本や、映画、誰かとの会話…

生活の中でたまたま出会った言葉を、

自分だけの中だけで完結させるんじゃなく、誰かにおすそ分けしたい。

それが、大きかった。

もちろん、誰かの言葉だけじゃなく、自分自身の言葉も。


だから、ここ最近更新できなかったのは、

それだけ「言葉との出会い」がなかったんだと思う。

思わず気持ちが高まって、伝えずにはいられなくなるような衝動に駆られる言葉…

いや、正確には出会っていたのかも知れない。

ただ、表面を上滑りして通り過ぎていってしまったのかも知れない。

それを捕まえようとすることが出来なかった。

捕まえてしまうことが、怖かったのかもしれない。


「言葉」ってやっぱり力があるから、

それに関わるという事は、相応のエネルギーがいる。

発するにしても、受け取るにしても。

見て見ぬふり、聞いて聞かぬふりをしていれば楽だから。


でも、今日、縋る様な思いで、手に取った本の中に、

その“衝動”にかられるような言葉があったんだ。

いつどの言葉にその衝動を駆られるかはわからない。

「選択ひとつで予想もしなかった形で夢が叶ったりする。」

そういえば、「選択」って久しくしてなかったなぁ。

もし「選択」をすれば、何か変わるのかなぁ。

そんな思いが、次第に増幅しながら、頭を巡って、

今、こうして文字を打ち込んでいる。


「言葉」と向き合うエネルギー。

まずはそこから。やがて、

「人」と向き合うエネルギーへ。



めんどくさがらず、出会っていこう!

やっぱりいい言葉は、元気をくれるから