ALWAYS 三丁目の夕日

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みんなが泣いたという作品を見て、

泣くことが出来ず、自分の感覚に不安を覚えることもあれば、

みんなが泣いたという作品を見て、

やっぱり自分も泣いたということもある。



泣いた…

最後の最後まで泣くなんて思ってなかった。

でも、ラスト、一気に込み上げてきて涙がこぼれた。

実は、気が付かないうちに、ゆっくりと、着実に、溜まっていたものが、

一杯になってこぼれた感じだった。

とにかく“優しさ”でいっぱいだった。

“温かさ”でいっぱいだった。

“人が人を思う気持ち”でいっぱいだった。


結局、人は何で泣けて何で泣けないのかなんて分からないものだ。

涙した後で、結果として、

「泣いた」という事実があるだけ。

でも、泣けると心がすっきりした感じになる。