決算!忠臣蔵

「御家再興も立派な戦でっせ。」

「番方だけが武士とちゃうで。」

「銭の勘定が出来ん侍は、何をやってもでくのぼう。」

「武士の一分を立てたいだけやのに。」

「人はいずれ死ぬ。それが少し早いか遅いかだけです。」


同じ行為も心情面から見るのと金銭面から見るのとでは印象も変わる。

心意気ある行為も無駄な場合もある。

派手な番方の裏で役方もまた闘っている。

大石と矢頭の立場の違いを越えた信頼関係は中々良かった。