人生の理想

すべての人間が人生の一瞬一瞬を、

次の瞬間が最後の瞬間となってもいいように生きる

―――アーノルド・トインビー

「いつ死んでも悔いが残らない生き方」


「いつ死んでも悔いが残る生き方」


それぞれ反対の考え方を持つ二人の人に接した時、

どちらの生き方が、本当に幸せな生き方なんだろうと考えた。

でも、この言葉は、この二者択一に答えをくれているのかも知れない。

「次の瞬間が最高の瞬間」であろうとするならば、

現状に満足し、進歩を止め、生への執着を投げ出す心配もなければ、

いつまでも、悔いと不満を抱いていく心配もない。

チャップリンのあの名言にも通ずる所がある気がした。