華麗なる一族最終回

今日、遅ればせながら、「華麗なる一族」の最終回を見た。

ストーリーもさることながら、

プロとしての真剣勝負の仕事を見た気がした。


鉄平と大介が二人きりで対峙し、互いの本音をぶつけ合うシーン。

涙が鼻のところでちらつく。

正直、気にならないことはない。

でももし、一旦止めて撮り直していたら、あのシーンはどうなっていただろう。

撮り直しは出来ても、撮り直しは効かない。


見ながらそんな事を思った。

さすが、いいセリフもいっぱいだった。

その中で、自分の中で、一つ選ぶとしたら、これだろうか。

本来、僕は生まれてきてはいけない人間だったんだ。

なのに母は僕を産んでくれた。感謝の思いでいっぱいだ。

―――万俵鉄平