罪と罰

ほかにだれのところへも、どこへももう行き場がなかったら!

だって、どんな人間にしたって、せめてどこかへ行き場がなくちゃいけませんものな。

なぜって、人間、いやでもどこかへ行かなくちゃならん時だってあるんですから!

―――『罪と罰ドストエフスキー 上巻 P34

前々から、読もうと思っていたのですが、

とうとう出発してしまいました、この世界に。

何だか

大海原へ世界一周の大航海に船出をした感じ


正直、無事に辿り着けるか不安…

序盤で既に波に飲まれそうになりました。

でも、底知れぬ「深さ」をヒシヒシと感じます。