新聞記者

「レイプをしても捕まらないなんておかしいね。」

「誰よりも自分を信じ疑え。」

「嘘か本当かを決めるのはお前じゃない。国民だ。」

「官僚の仕事は誠心誠意国民に尽くす事だ。」

「過去の自分に叱られるのは辛いな。」

「本来中立であるべき公務員が私兵になっている。」

「記者として真実を届けたい。それだけです。」

「記者にとって誤報は致命傷だ。」

「安定した政権の維持は、この国の平和と安定に繋がる。」

「デモ参加者は、全員犯罪者予備軍だ。」

「この国の民主主義は形だけでいいんだ。」


真偽は国民が決める。

響きの良い言葉の裏には、政権の傲慢さが見え隠れする。

情報を持つ者が情報を操作し、都合良く提示された情報によって判断をさせる。

無知な国民は簡単に操れるという舐めた態度がそこにある。

国家と政権は同一ではない。

政権の為に国家が潰れては意味が無い。

真に仕えるべきものは何か。

真に守るべきものは何か。

疑う事を忘れたら簡単に騙される。

原点に立ち返って戦う記者と官僚の姿を通して、

権力を疑う事の重要さを改めて考えさせられた。