オアシススーパーソニック

「10年後にフィル・コリンズの頭がうちの冷蔵庫に無ければ、俺の負けだ。」

「人生は一度きり。思いきり楽しんで、フル生きなきゃ。」

「バンドに民主主義は無い。それは歴史が証明している。」

「二人はトップを競い合った。それがバンドを前進させた。」

「世界最高のバンドを続けるのは難しい。」

「オアシスに腰抜けは要らない。」

「人は絶好調の時ほど助言が必要だ。」

「企業が主導権を握ると、何かが失われる。」

「何があろうと、最後に残るのは曲だ。」

「俺達は、ゼロから始めて、全てを求めた。」

「もう上を望めなくても、好きな事はやめなくてもいい。」


ルールに従い、清く正しくあるならば、誰からも叩かれる事はない。

ただスターとは、必ずしもそういうものではない。

どこか危うく、常識から外れた狂気が人々を惹きつける。

人が成功の階段を駆け上がる時は、強烈な光を放つ。

ただ光があれば必ず影も生まれる。

バンドである以上、当然対立も生まれるものだ。

一方、その対立が前に進む力にも成り得る。

ここに描かれた山も谷もわずか2年ほどの出来事という事に改めて驚く。

それだけオアシスがこの間に放った光の眩しさがよく分かる。