アーロと少年

「印を付ける前にやるべき事をやれ。自分より大きな事を。」

「怖さを乗り越えた時に初めて見える世界がある。」

「怖さを感じない奴は生き残れない。」

「怖さを受け入れろ。逃げも隠れもせず、乗り越えるんだ。」


時には助け、時には助けられる。

共に困難を乗り越える事で、絆はより深まっていく。

家族か、友達か。

それは二者択一でもなく、無論そこに優劣があるわけでもない。

それだけに最後の別れの場面は切ないものがあった。

ただ、その別れがアーロをまた一つ大きく成長させた事だろう。

様々なビジュアルの仕掛けを張っておいて、

最後は言葉ではなく、映像による表現で見せていくのは見事だった。

不覚にも泣かされた。