わたしに会うまでの1600 キロ

「勇気が私を拒んだら、その上を行け。」

「いつも誰かの奥さんだったり、誰かの母親だったり。自分の人生を操縦した事がなかった。」

「私が唯一教えられるのは、最高の自分の見つけ方と、それを手放さない方法だけ。」

「朝日と夕日は見ようと思えば毎日見られる。美しさの中に身を置け。」

「新しい靴を履けば、幼児も世界に恋をする。」


この世界に絶対的な幸せというのは存在しない。

どれだけ恵まれていても満たされなかったり、

どれだけ不遇にあっても、幸せを感じる事もある。

その全ては、本人の捉らえ方次第。

もし幸せに定義があるとすれば、

自分を肯定する力なのかも知れない。

否が応でも自分が剥き出しにならざるを得ない。

だからこそ、それに気付かせてくれるのが旅なのだろう。

過酷な旅の途上、水や食糧と同様に、

「言葉」もまた大きな勇気と栄養を与えてくれる。