ルック・オブ・サイレンス

「おかしくならないためには、犠牲者の血を飲む事だ。しょっぱくて甘いんだ。」

イスラム教では人殺しは許されないが、自分の敵なら殺してもいい。」

「彼らは、責任を感じていないし、後悔もしていない。」

「後悔していれば、許せたかもしれない。」


人が人を殺すのに、誰もが罪悪感を抱くとは限らない。

罪悪感を抱いていたら、到底虐殺などは出来ない。

共産党員は無神論者で悪である。

故に共産党員を殺す事は正義である。

巧みプロパガンダにより、罪悪感を取り除き、虐殺に加担させる。

時代を経てもなお、それが正当化されたままになっている事が恐ろしい。

せめて後悔していたら許せたという言葉は重い。

後悔すらしていない加害者を許す事は到底出来ないという事だろう。