ビリギャル

「悪い生徒はいない。悪い指導者がいるだけだ。」

「クズだと言われた子供は、自分を信じられなくなる。」

「可能性があると知る事が大事だ。」

「プレッシャーがあるという事は、受かる自信があるという事だ。」

「意志ある所に、道は開ける。」


可能性を信じさせること。

これが、大人が子供にしなければならない一番大切な事なのだろう。

底の丸い卵が立つか否か。

始めから立つはずがないと思えば、立たせようとすらしない。

立つ可能性があるという事を知ってさえいれば、

立たせようと努力する事が出来る。

知識が努力を生み、努力が結果へとつながる。

無知は努力の可能性を奪う。

単なる精神論と言ってしまえばそれまでだが、

やはりそれが一番大事なのだろう。

そして、子に対する親の想い。

息子にだけ愛情を注ぐ父親に対して、

「私は3人の親です。」

と言い切る母親の姿が印象的だった。

3人子供がいれば、

その中の一人でも成功すれば、それで良いというわけではない。