ジミー、野を駆ける伝説

「人生は短すぎる。行動あるのみだ。」

「人生を見つめ直す必要がある。

ただ生存するためではなく、喜びのために生きよう。

自由な人間として!」


宗教とは、人々の拠り所となる一方で、強大な権威に成り得る。

保守的であり、時に排他的であり、異物を排除しようとする。

搾取をされた労働者が人間としての自由を求めて立ち上がれば、

「アカ」という一言で弾圧をする。

小さな村だからこそ、よりその息苦しさが伝わってくる。

学び、描き、歌い、踊る。

それだけの当たり前の「自由」が、どれだけ尊いものか気付かせてくれる作品だろう。