2014-12-23 想いのこし 俺流独断映画評 #練習用 「オレ母ちゃんの分まで、頑張って生きるから。」 「想い」を残してこの世を去る。 果たせない想いが残るのは、死んでいった者だけではない。 この世に残された者にも、想いは残る。 その残された想いが果たされた時に見える顔が、実にいい表情をしていた。 想いが通い合った時に互いの姿が見えるというのも、象徴的な演出だった。 金が無いからと別れを告げられ奮起するガジロウ。 金だけのつながりというのは、やはり虚しいものだ。 金よりも大切な「想い」があるという事だろう。