喰女-クイメ-

「陽の行き着く先は陰。陰の行き着く先は陽。

この世は永遠に陰と陽で出来ている。」


虚実入り交じる。

四谷怪談の世界観を現代に描き出そうとすれば、こうなるのだろう。

映画というより、劇中の舞台を見るという感覚。

セットの作りと動き、そして光の加減。

それによって、独特の空間が生まれる。

特に期待をしていたわけではないが、期待を超えるわけでもなかった。