スティーブ・ジョブズ

「これ(iPod)は、ハートのツールだ。

ハートに触れられれば、可能性は無限大だ。」

「我々は、コンピューターに出来ることを売り込むんだ。」

「コンピューターは、人が自然な流れで手にするものだ。」

「今ある世界は、自分と大差のない人間が作ったものだ。」

「世界は変えられると、本気で信じた人間だけが、世界を変えられる。」


技術と人間をつなぐ。

どんなに高い技術があっても、それが人につながらなければ意味がない。

単に製品を売るのではなく、その製品がもたらす新しい未来を売る。

最初からそこにこだわり、最後までそこにこだわったのが、ジョブズだったのだろう。

ジョブズを天才だ」と一言で片付けてしまうことはた易い。

ただ、ジョブズのやり方を貫くことがいかに大変なことか。

理想の前には現実があり、その現実が険しく立ちはだかる事もある。

それでも現実しか見る事が出来なければ、未来が開ける事はない。

見たことのない未来を思い描く力。

様々な困難にぶつかった時に、最終的にものをいうのがその力だと改めて教えられた。

見終わった後で、無性に前向きに仕事がしたくもなった。


正直、コンディションが悪く、いつ寝てもおかしくはなかった。

ただ、本当に面白い作品には、眠気を吹き飛ばす力が確かにあった。