2013-04-21 ヒッチコック 俺流独断映画評 #練習用 「偉大な芸術家は厄介だが、尽くす価値はある。」 「天才」と呼ばれる人間であればあるほど、 周りにはイエスマンしかいなくなる。 だからこそヒッチコックにとって、妻のアルマはかけがえのない存在だったのだろう。 彼に対して、怯む事なく物言う彼女の存在が。 そしてそれは、深い信頼関係がなくては成り立たない。 サスペンス映画の監督にとって、観客の悲鳴に勝る賛辞はない。 劇場の外でひそかにほくそ笑む彼の姿が印象的だった。