2012-12-31 レ・ミゼラブル 俺流独断映画評 #練習用 いつか、若い男が娘を奪いにやって来る。 その日が来るのを、恐れながら、どこかで待ち望んでもいる。 そんな父親の抱く複雑な心情が垣間見えた時、目頭が熱くなった。 フランス革命しかり、 「自由」とは、初めからそこにあるものではなく、 多くの血の上に勝ち取られたものなのだと思い知らされた。 まさに「運命」を巡る深く壮大なドラマだった。 運命に立ち向かう者と、運命に付き従う者。 相対する両者の間にも、信念を貫き通す事で、そこには尊敬の念が生まれるのだろう。