映画における「贅沢」というのは、まさにこういうことだろう。
主役同士が競演するという贅沢。
その醍醐味を最大限味わうためには、
やはり個別の作品を見ておいた方がいい。
気持ちの良い「集結」までがやや長く、集結後をもっと見たかったが。
この手の作品は、どうしてもキャ
ラクターの濃淡というものは出てきてしまうもの。
単発作品のある4人に比べたら、残り2人はいかんせん見劣りする。
やはりアイアンマンのキャ
ラクター設計は魅力的であり、
ハルクにも惹かれるものがあった。
個々がより成熟していけば、次の「集結」が一層楽しみになるだろう。