2012-08-05 おおかみこどもの雨と雪 俺流独断映画評 #練習用 「おおかみこども」 言葉の響きとは裏腹に、なんと重い十字架だろう。 背負わされた宿命の中で、それぞれが生きる道を見つけていく。 葛藤の末に、 「人間」として生きることを選んだ雪と、 「おおかみ」として生きることを選んだ雨。 そこに、どちらが正しいのかという必要ないのだろう。 ただ、子供がどうあれ関係なく「母」として生きる花の姿に、 「母」という存在の愛情とたくましさを見た。 深い示唆に富んだ温かい作品だった。