2012-06-02 ファミリー・ツリー 俺流独断映画評 #練習用 「家族」を持つということは、決して美談だけでは終わらない。 それは同時に、とてつもなく厄介でややこしい問題を背負い込むことでもある。 まともに向き合えば向き合うほど、それは痛切に感じるのかもしれない。 それでも、一緒に歩く彼らの姿が愛おしくもあった。 中年男の全力疾走にはたまらない哀愁がある。 あの空気感は、舞台がハワイだからこそ出せたのだろう。