ニューイヤーズ・イブ

「先のことを恐れるより、未来を楽しむのです。」


劇中の言葉ではないけれど、

一年のうちで魔法の存在を信じるのも、「大晦日」ならあっていいように思う。

良いことも悪いことも、年の変わりとともに全て忘れる。

そんな都合の良さがあるから、人はまた一歩前に踏み出せるのだろう。

ハッピーエンドらしいハッピーエンドもそれはそれで良し。

ラストに出て来た「地震」と「洪水」という言葉。

おそらく日本へのメッセージだと思われるその言葉に、少し胸が熱くなった。

やっぱり年明け前に見ておく作品でしょう。


「孤独な世界を変えられるとすれば、それは愛だ。」

「愛」と堂々と言えるのもアメリカならではか。