美術館に行く理由

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人は何故美術館に足を運ぶのだろうか?

子供からお年寄りまで

カップルから家族連れまで

わざわざ長い列に並んでチケット買って

絵画に限らず、彫刻にしろ、映像作品にしろ

芸術作品というものはわかりにくい

特に現代芸術となれば、何を言わんとしているのかすらわからない

作品を前に、したり顔で眺めながら、最後にこうつぶやく

「よく分からん」

わからないのに見に行く

ここに答えがあるんじゃないか?

とかく日常に埋没し、繰り返しの毎日になると

身の回りは「わかる」ものしかなくなってくる

そこで自分の物差しでは計れないものに触れる事で、凝りを揉みほぐす

それだけでも十分価値があるのではないだろうか?


今日訪れた、金沢21世紀美術館もそんな魅力に溢れていました。

展示作品のみならず、その空間を含めて、さらに見ている人を含めて一つの作品のようでした。

この美術館が今なお高い人気を得ているのも頷けます。

また現在開催中の横尾忠則展も実に刺激的でした。



これで北陸二県、今回の二つの目的地を達成(?)

今は福井にいます。

明日はラスト、あの映画の舞台に行ってこようと思います。