今日気付いた事

「どうせこの世に楽しいことなんてない」

とかく平坦な日常が続いたり、嫌なことがあったりすると

そんなことを思ってしまう。

別にそう考えたくなくても、そう考えることで安心を得ようとしているように思う。

ただ、よくよく考えてみるとこの表現は正しくない。


訂正するなら

「この世に楽しいことがないんじゃなく、『楽しいことの存在』を知らない」

ということだ。


知らなかった楽しみを知るということは、幸せな反面、リスクも伴う。

「どうして今まで知らなかったんだ」

幸せと同時に、後悔が押し寄せてくることもある。


その後悔が嫌で新しいことを知ろうとしない。

よくわかる。


でも、その幸せが「生きててよかった!」と心から思えるものであるならば

あえてそれに伴う後悔を引き受けてでも、その未知だったものに出会う価値がある。


そんなことを踏まえ上で、一番大切なことは、

「未知の幸せは、待っていても来ない」

ということだ。

ある程度の年齢まで生きてきて、出会わなかった幸せは

おそらくこの先ただ待っていても出会わないまま終わる可能性が高い。


「いずれ」とか「いつか」って奴は、

やさしく手を広げてくれているようで、いつまでたっても何もしてくれない。

それならいっそ

「とりあえず」とか「ひとまず」って奴に、

背中から蹴りを入れられた方が、

その先に待っている結果は良かったりする。


つくづく思う。

「出来るかで出来るかできないかではなく、やるかやらないかだ」と。


この間本を読んでいて、なるほどなぁと感心させられた言葉がありました。


「この子はやればできるんです」そういう子は、

「やればできる」のではなく「やることができない」のです。