魂の共鳴~長渕剛ライブにて~その3

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長渕剛のライブを体験していない人生は、その8割を損している


そう言い切ってもいい位、あの夜は最高だった。

あんなにたくさん拳を突き上げた事は、今までなかった。

あんなにたくさんの人たちとシンクロした事は、今までなかった。

何の予備知識も段取りもないまま、

自然と立ち上がり、自然と拳を突き上げ、叫び、揺れていた。


ライブの開始直前ふと心を翳めた不安は、全くの杞憂に過ぎなかった。

こんなにも大きく膨れ上がったエネルギーを


たった一人の人間が受け止めることが出来るのか


もちろん長渕の力を見くびっていた訳でも、疑っていたわけでもなかった。

ただ自分が想像していた以上のエネルギーがそこに溢れていたから。

しかし、長渕という一人の人間は、

その何万という人間から発せられたエネルギーを、

吸収し、倍増させ、突き刺さる位のパワーで投げ返してきた。

入場した時に圧倒された代々木体育館の広さは、

ライブの最中、むしろ小さく感じられた。

それは紛れもなく、

“長渕”という存在がそれを凌駕するほど巨大だったからに他ならない。


長渕のパワーは、年齢、性別を超えて、万人に降り注ぐ。

まだこのライブを体験した事のない人は、

一度会場に足を運んでみるといい。

長渕剛のファン」としてイメージされる枠組みをはるかに超えているから。

僕の座った席の斜め前方にいた60歳は超えているだろうというおじさん。

ずっと立ち上がって、熱く拳を突き上げていた。

それは今回一番の発見だったのかもしれない。


これまでライブにしろ何にしろ、

形にならないもにお金を使うという事をほとんどして来なかった。

でも、今回行って良かった。

あの経験は今後、いくらお金を積んでも手に入れることは出来ないのだから。

あの時、あの場所で、長渕と共有したあの体験は。



しかし、あの時、あそこで

なぜ長渕はめったに歌わないという「乾杯」を歌ったのか?


より深いファンにはその理由がわかるんだろうか?

まだまだ自分は、初心者だ。

だから、まだまだ、面白い。



※ライブの詳しい内容に関しては、とても僕の拙い文章力では表現し切れません。

感動が固定してしまうだろうし、小さくまとめてしまうべきものではないでしょうし。

って言い訳がましく書いておきながら、本当は、もっと熱く語りたいし伝えたいです。