「やりたいこと」と「役に立てること」

「今、自分がやりたいこと」と「今、自分が役に立てること」


このバランス、大切ですね。

たとえやりたいことでも、そこで役に立てないと、きっと居心地は悪い。

たとえ役に立てても、それがやりたくないことだと、きっとストレスが溜まる。

その両者の距離を、良きバランスで摺り寄せていく。

「いい仕事」って、それが出来た時に、そう感じられるんだろうな。


それにしても、人生って不思議なもんですね。

今から約一ヶ月前。

自分が今のような状況になるなんて、思ってもいなかった。

あの時は、「一旦、今の全てを終わらせる。リセットする」って、

半分は真剣に考えていた。

それが、たまたま見た一本の映画で、「意識改革」をすることになった。

もし、あの時あのタイミングで、その映画を見ていなかったら、

今の現実は変わっていたかもしれない。

これまで、地味で、なかなか一言で説明出来ないような仕事。

それでも頑張って、覚え、知識を蓄積していった。

それは、別にその先の何かを見据えたものじゃなく、

このチームの中で、自分の居場所を築くための手段だった。

それが、いつの間にか、自分の血となり肉となり、

新しい仕事に声をかけられ、生かすことが出来た。

「役に立てるという実感」は、やがて「自信」や「面白さ」につながってゆく。



どうしようもなかった昔。

テレビで「人生は面白い」って言っていた人を、すかして見てた。

「面白いことなんってあるか!」って。

でも、今なら分かる気がする。

バラバラに積み重ねてきたいろんな点と点が、


予想もしなかった線でつながった時、


「人生は面白い」と感じられる。


だから積み重ねることは大切だし、無意味なことなんてないはずだ。


以前この場で語った「密かな夢」


それに今、近づけているのかな。