その時に読むべき本

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世の中に無数に存在する本。

その中には、いつ読んでも色褪せることのない普遍的な価値を有するものも数多くある。

でもこれは、

まさに“今”読まなければならない本だった。


まさに“今”出会えて良かった本だった。


ちょうどターゲット層にはまり込んだだけに、強烈に響くものがあった。

当然、この本に登場する人たちは、とても興味深い。

いくつか印象的な言葉を紹介してきたけれど、とても紹介しきれない。

是非、自分の目で読んでみて欲しい。それだけの価値はある。

ここで抜き出したものは、あくまで俺自身が強く打たれたもの。

同じものを読んだとしても、その中で、何に反応するかは、人それぞれ。

何をチョイスするか?

それだってオリジナリティだと思う。


ただ一つ、この本で強く感じた事。

書き手の顔が一切見えない


正直、素晴らしい文章だし、表現力だと思う。

それが、すべて取材対象者に注がれるようになっている。

インタビュー記事としては当たり前の常識かもしれないけれど、

少しでも取材者である「私」のエゴが見え隠れすると、途端に冷めるもの。

極力、影に徹している姿勢がとてもよかった。

登場したいろんな人に憧れたけれど、この書き手の人たちにも強く憧れを抱いた。

もし自分がこれだけのものを書くことが出来たら、

つい自分のエゴが顔を出してしまうだろうと思う自分は、

まだまだ未熟なんだろう。