#倫理学

待合室

「何もないという贅沢」 名所もなく、温泉もなく、雪が降ればその色さえも失われてしまう 東北の山間にある小さな駅。 そこにあるノートに人は、様々な言葉をつないでいく。 「何もない」ということは、 詰まる所、否応なく自分自身と相対峙することを余儀な…