アベンジャーズ/ インフィニティ・ウォー

「命の重さは、皆同じだ。」

「宇宙には限りがある。資源にも限りがある。

増え過ぎた人口は、調整せねばならん。」

「辛い決断をするためには、強い意志が要る。」


これだけのヒーローを登場させて、

各々に見せ場を作るのは、相当なものだ。

舞台を宇宙と地球と分ける事で、それを絶妙に可能にしている。

個々のキャラクターも、それぞれに単体作品を重ねる事で存在感を増している。

やはり贅沢な気持ちにさせてくれる。

ガーディアンズの活躍も嬉しい所だ。

敵役がはっきりと分かりやすいのも、見易さの一つだろう。

気持ちも高まり、「さぁこれからどうなる?」と

前のめりになった所で唐突に終わる。

無論、このままでは終われない。

次作を見て、初めて一つの作品として完結する。

何とももどかしいが、非常に待ち遠しい。