海賊とよばれた男

「仕事が無ければ作ればいい。それでも駄目なら二人でこじきにでもなるか。」

「夫の苦しみを妻が背負い、妻の苦しみを夫が背負う。」

「こんな時代だから娯楽が必要なんだ。」


未来を見据え、信念を持って、商売に挑む。

その生き生きとした姿は眩しくもあった。

社長は社員を誇り、社員は社長を慕う。

そこに揺るぎ無い信頼があればこそ、困難も乗り越えていける。

独立国としてのプライドを貫く姿は見事なものだった。