靴から学んだ人生訓

新しい靴を履いて3日目。

新しい靴というのは、どうしてこんなに痛いのか。

とにかく硬くて、歩く度にギチギチと足を締め上げる。

気に入って買った奴に、どうしてここまでされるんだ。

といっても、結局は履き続けるしかない。

どんなにきつくても、多少の無理をしてでも履き続ける。

すると、次第に馴染んで、気がつくと痛みは消えている。

そういえば、前の靴もそうだった。

これは、靴が足に合って来るのか、足が靴に合って行くのか。



最初は痛い。

それでも続ける。

やがて痛みは消える。


あっ、これは人生に似ている!

最初は痛くても、続ければ痛みは消える。

最初の痛みを恐れてはいけない。



ひたすら感じる足の痛みから、ここまで思い至った。

2011年、まさか最初に教わるのが一足の靴になるとは。





それにしても痛い…