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人は、見たことのない映像を目の当たりにした時に

何に対して賛辞を送るべきなのだろうか?

無論、それを可能にしたテクノロジーは素晴らしい。

しかし、そのテクノロジーを最高のパフォーマンスとして存在させたのは

やはり人間のイマジネーションなのだ。

高度な技術は、それを生かし得る想像力と出会えた時に最も輝きを放つ。

そのどちらかが不足していても、この奇跡のような光景は生まれなかっただろう。


劇場は展覧会場ではない。

人はテクノロジーを品評しに来るわけでもない。


技術を技術だけで終わらせないシナリオにも賛辞を送りたい。


そしてもう一つ。

真実を語るのに、必ずしも現実は要しない。

現実とは掛け離れた世界から見えてくる真実もある。



最後に

見るなら絶対に劇場での3D上映をオススメします。

多少目は疲れますが、迫力が格段に違う。

これが見られるなら、2000円は惜しくありません!