2012

極限の状況の中で、人はどこまで善人でいられるのか?

無論、善人で居続けられる人は尊い

ただ、善人でいられなくなった人をどこまで責められるのか?

「地球滅亡」

すでにその言葉をうたう映画に、目新しさを感じる事のない現在。

それでも「終末モノ」に人々が惹かれるのは、

その時自分は何を思い、どう行動するのか

日常の中では思うに至らないそんなものを

自分にとって最も大切なものは何かを

見つめ返すきっかけになるから。

派手な映像の裏側に見ているのは、自身の内側なのかもしれない。