BIG RIVER

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人は独りでも 幸福を見つけられる

いつも誰かと一緒にいる必要はない


砂漠があり、そこに3人の人間がいる。

実にシンプルだ。

ただシンプルなものこそ、いろんなものを映し出す。

人間は風景に彩りを与え、風景はより人間の輪郭を際立たせる。

何もない。

自ずと見つめるべきものは決まってくる。

人間が3人集まれば、そこにはドラマが生まれる。

2人ではなく、4人でもない。

3人という数が、うす過ぎず、うるさ過ぎないドラマを生むのかもしれない。

彼は何故、あそこで叫んだのか?

彼は何故、あそこで走り出したのか?

一見に自由気ままに見える「旅人」という人間。

しかし、

何かを抱えていない旅人なんていないんじゃないだろうか?


何かを抱えてるからこそ人は旅に出るんじゃないだろうか?


アリゾナの砂漠は、

そんな旅人を描くのに、最高の場所なのかも知れない。