大日本人
「大日本人」を見てきた。
いつも公開してすぐ見に行くことはほとんどない。
でもこれだけは、半分急かされるように見に行った。
おそらく週が明け、公開して時間が経ち、見た人の数が多くなればなるほど、
望まなくても、いろんな情報が入って来てしまう。
これだけひた隠しにされてきた作品を、中途半端な情報を持って見に行くのがイヤだった。
とにかく松っちゃんと面と向かった勝負をしたかった。
だから、今日見に行った。
そして見た。
そして感想を言おう!
さぁ、感想をまとめようとするとどうしてもこの言葉がまず出てきてしまう。
何か一言ではまとめきれない。でも、それが嬉しい。
まず、これは間違いない。
これも、間違いない。
多分、劇場内にいた人みんなが同じ気持ちで見ていたと思う。
「どうなるかわからん」それがいい。
ただ共通して求めていたのは、「笑いたい」という願いだったと思う。
結果、どうだったか?
もうこれは、実際に見てそれぞれが感じるもんだと思う。
ただ、この何とも表現しきれないものを、何とか言葉にしようとすれば、
といった感じだろうか?
カツ丼にさらにトンカツまで付けてくれたんだから、満足しないはずがない。
ただ、松っちゃんはカツ丼だけで勝負しようとは思わなかったんだろうか?
カツ丼はカツ丼でしっかり仕上げたけど、
もしつゆや玉子の加減でカツの美味しさが伝わらなかったらという思いから、
あえて別に得意のトンカツを付けたんだろうか?
でも全てをひっくるめて、「松っちゃんのカツ丼」なんだろうか?
まさかあそこでトンカツを出されるとは!
最後はトンカツの味が濃くて、最初のカツ丼の味がぼやけてしまうというのか…
でも、松っちゃんのトンカツは美味いからなぁ…
とにかく、早く観に行く事をオススメします。
いろんな情報が氾濫しだし、先入観を植え付けられてしまう前に。
この作品にとって、その部分は結構重要だと思います。
あれって、浜ちゃんだよなぁ…?