すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

「ひよこ、まいご、じぶんさがしちゅう、にたものどうし。」

「なかまのしるし。もうひとりじゃないね。」

「絵本の外に出られないひよこは、ずっと手を振るのでした。」

「はなれていても、ずっとなかまだね。」


自分が何であろうが、何処にいようが、仲間がいる事で救われる。

仲間がいる事が何よりも尊い

余計なものの無いシンプルな世界であるだけに、

「ありがとう」や「なかま」といったフレーズがより響いてくる。

あっさりながら味わいのある作品だった。